フルハーネスの安全性と墜落リスク
労働安全衛生法では地上から2m以上の高さの場所で作業を行う高所作業において、フルハーネスと呼ばれる安全ベルトを装着することが義務付けられています。
フルハーネスは胴体部全体で支える仕組みになっており、長時間の作業でも局部的に負荷が集中しません。
万一墜落が発生しても落下の衝撃を分散し、損傷を小さく抑えることができるという特徴もあります。
ただ墜落の衝撃を抑えることができるといっても、墜落が簡単に起きてしまうようでは困ります。
初めてフルハーネスを使用する場合は、まずフルハーネス特別教育を受けてから行なうのが安心です。
東京・千葉労働局長登録教習機関の技術技能講習センターでは、平成30年中にフルハーネス特別教育を実施する予定となっています。